【お役立ち情報】「ものづくり中核人材育成補助金」について


…ものづくり中小企業が従業員の育成に取り組む場合に利用できる補助金です

雇用保険関係の助成金以外にも人材育成を支援する補助金があります。
「ものづくり中核人材育成補助金」もその一つです。

この補助金は、ものづくり中小企業の製造現場において中核として働く人材に、本事業で指定する講習等を受講させる事業者に対して、その経費の一部を補助するというものです。

※1「ものづくり中小企業」とは、製造業を営む者で資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下(ゴム製品製造業は900人以下)の会社及び個人を指します。

※2「中核として働く人材」とは、製造現場において概ね5年以上の経験を有する者であって、現在または近い将来において、社内で人材の育成に従事する者を指します。

補助金の概要をみておきましょう。

■補助対象者
ものづくり中小企業のうち、製造現場で働く中核的な人材に本事業で指定する講習等を受講させる事業者が対象です。

■補助対象事業
一般財団法人製造科学技術センターが指定する「ものづくり中核人材育成事業に関する講習」の受講が対象です。

※指定講習は以下のホームページからご確認ください。
 http://www.mstc.or.jp/jinzai/

■補助対象経費
(1)受講料
指定講習ごとに設定された経費が対象です。
ただし、飲食代や懇親会費等が含まれている場合は、当該費用分は除かれます。

(2)旅費および宿泊費
指定講習等の受講に伴う移動・宿泊に要する経費が対象です。

■補助上限額等
対象経費の2/3以内で、1社あたりの上限は50万円です。

■募集期間
平成27年9月24日が最終締め切りですが、予算の執行状況によっては早めに受付停止となる場合があります。

雇用保険関係のキャリア形成促進助成金等にくらべると提出書類が少なく、取組みやすい補助金だと思います。